アーカイブ(2003年11月取材の内容です)
  
 お店を運営しているのは4代目店主小林卓男さん(中央)と奥さんの節子さん(右)・長男亮さん(左)、そしておかあさんの昌子さんです。
店長さん
 玉喜屋は上田で一番古いお菓子屋さんです。家宝の砲弾をはじめ、古い掛け軸や写真・手紙など、年代物の資料が沢山残っており、134年もさかのぼる創業時の事もこれらの史料からうかがうことができます。

掛け軸  2代目店主の時代に書かれたという掛け軸には、玉喜屋の創業の経緯が記されています。「上田藩に小林家あり」で始まる文章からは、藩士だった創業者の喜太郎さんが、廃藩置県で武士をやめて京都に行ったこと、そこでまんじゅうの作り方を習ったこと、そしてまんじゅうに「神代」と名づけて菓子屋を始めたことなどがわかります。
 こうして明治2年、現在の場所に玉喜屋が開店しました。玉喜屋のまんじゅうは、発酵したこうじ菌でふっくらとふくらんだ酒まんじゅうです。
酒まんじゅうを柱に成長
 2代目の珠次郎さんの時代、お店は酒まんじゅうひとすじで成長していきました。珠次郎さんは政界とのつながりもあったようで、犬養毅元首相による書が今もお店に飾られています。
犬養氏の書
 軽井沢に静養に来た犬養氏をまんじゅう片手に訪ねて一緒に将棋をさすほどの仲で、亮さんが出してくれた箱の書類の束からは、犬養氏から珠次郎さん宛の手紙
   
が何通も出てきました。
犬養氏の手紙 資料の束 箱の中には貴重な史料が・・・
「ちゃんと整理するといいんでしょうけど、なかなか・・・」と亮さん
    
 今のお店の土台を築いたのは3代目店主福三さんでした。昭和初期までは酒まんじゅうだけを扱ってきた玉喜屋でしたが、時代のニーズに応えてだんごやお餅など商品の数が増えていきました。
     
心に残っている御菓子は?-卓男さん編-
心に残っている御菓子は?-亮さん編-
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